2026年大会の現時点まとめ
公式に確認できたこと
2026年大会の公式ページは、2026 APAC HPC-AI Competitionです。
公式ページに掲載されている主要日程は次の通りです。
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 2026-05-22 | 競技チーム一覧の確定 |
| 2026-05-29 | training planの発表 |
| 2026-06-08以降 | training lecture開始 |
| 2026-08-03以降 | 競技マシンへのアクセス開始 |
| 2026-10-09以前 | スライドとコード提出 |
| 2026-10-16 | presentation interview agenda発表 |
| 2026-10-19以降 | presentation interview |
| 2026-11 | Supercomputing Conference 2026で最終結果発表 |
| 2027年 | SupercomputingAsia 2027で授賞式 |
表彰には、First Place、Second Place、Third Place、Merit Prize、HPC Special Prize、AI Special Prizeなどがあると公式ページに書かれています。
メモ上の2026年課題候補
殴り書き.txtには、主催側の説明として次の内容が含まれています。
- HPC側: OpenFOAM HPC Committee repositoryからOpenFOAMベンチマークケースと入力ファイルを使う予定。
- HPC側: 4ノード、100コア超の現代的CPUクラスタで短時間に終わる問題サイズを選ぶ予定。
- AI側: Qwen inference / PD disaggregation inference workloadsを更新中。
- AI側: Dynamoの
benchmarksとrecipes/qwen3-235b-a22b-fp8をPBS/Slurmに適用する計画。 - ただし、正確なOpenFOAMケース、パラメータ、SGLangで使うモデル構成、測定方法は未確定。
これは重要な手がかりですが、公式ページに最終ルールとして掲載されたものではありません。現時点では「要確認」として扱います。
今年の質問リスト
大会運営に確認すべき質問です。
| 質問 | 理由 |
|---|---|
| OpenFOAMのケース名、ソルバ、メッシュサイズは何か | 最適化対象がケース依存だから |
| 変更可能範囲はどこまでか | ソルバ改変、decomposeParDict、I/O、コンパイルオプションの扱いが異なる |
| AI側はSGLang固定か、Dynamo必須か、TensorRT-LLM recipeは参考だけか | 実装戦略が大きく変わる |
| モデル重みは実重みかランダム重みか | speculative decodingやMTPの有効性が変わる |
| 評価指標は総throughputだけか | 実サービスらしさ、fairness、latency trade-offが変わる |
| 量子化、torch.compile、実験的機能、モデル品質を下げる変更は禁止か | 2025年はこの種の制約があったため |
| ジョブスケジューラはPBSかSlurmか | 実行スクリプトと自動実験基盤が変わる |
当面の動き方
最終ルールが出るまでは、競技固有の数値チューニングではなく、次を優先します。
- OpenFOAMの並列実行、領域分割、ログの読み方を理解する。
- LLM推論のprefill、decode、KV cache、throughput、latencyの意味を理解する。
- 実験ログのフォーマットを先に決める。
- 1回の実験で1つの変更だけを入れ、差分を説明できるようにする。